MENU

ゼロからスタートした個人事業主で売上が上がるまでの経緯【IT系】

メンタル理由により退職して、もう普通に会社に通う仕事はムリと思ったとき、だったら自分でやってみようかと個人事業主で仕事を始めた。今はなんとか家を借りてご飯は食べられる程度には稼げているので、似たような境遇の人の参考になればと記事にしてみます。

参考までに保有資格。

  • 応用情報処理技術者
  • CCNA
  • 情報セキュリティマネジメント
  • 日商簿記3級
目次

パソコン教室

大手のパソコン教室でエクセルとかワード習うくらいなら、
無料でその問題集配布したら客集まるんじゃね?

当時の私はそう思ってた。実際結構問い合わせはあったけど、売上には繋がらなかった。

それならばと、公共の施設をボランティアの体で借りて、公演という形でIT基礎を教えたりしてみた。
狙いは突っ込んだ質問からのパソコン購入→初期設定サポートで売上、というもの。

この狙いは悪くなくて、その施設近辺の人たちとつながりができたり、実際にパソコン購入支援で売上もたった。

ただ最大の問題は単価が上げにくいビジネスだったこと。かなり大掛かりな準備が必要なのに、単価1万円くらいしか売上がたたない。

大手のパソコン教室はお客さんに足を運んでもらって、用意した商材で自学してもらうから成り立つわけで、自分が足を運んでたら成り立たないビジネスだった。

でもこれで少し自身がついて次に進む気になったのはプラス要素。

NPO向けサイト作成支援

サイト作成ならぬるいんじゃないかと、未経験でやってみようとおもった。

いきなり未経験ではムリと思ったので、NPOをターゲットに超低価格でサイト作成支援をやってみた。
これはいくつか依頼が来たんだけど、蓋を開けてみると最低賃金以下の時給で、膨大な業務をすることになってた。

会社じゃないからこそ依頼内容がふわふわしており、これを形にするのに時間がかかる。
技術的に難易度が高いわけではなく、そもそも何を掲載したいか?とかエクセルの表から掲載内容を拾って!とか雑務で時間が割かれるため、技術力もつかない。

印象を良くするためにも現地に足を運ぶことも重要だった。

これは次の施策と並行して1年くらい続けた。

クラウドワーカーデビュー

ランサーズやクラウドワークスなどでプロジェクトに応募して仕事を取りに行った。これが分岐点と言ってもいいかもしれない。

最初は死に物狂いなので、提案後に毎回1時間くらいかけて、各顧客に提案資料を個別に送付していた。
ここで嫌でも提案力がついてくる。

結果案件はそこそこ取れた。1回大失敗したのは、ECサイトのメンテを依頼されたがまったくわからず、本体までカスタマイズされていたので、標準のソースコードを片っ端から開いて、数日徹夜で解析したことがあった。
ここでは技術面が補填され始める。

新規作成よりも既存サイト改修がオススメ。誰かが作ったコードを見ることで、得られる情報は多い。
最初PHPやJS、CSSなんてしらなかったが、いつの間にかなんとなくわかるようになってた。

コロナ禍前だったので、単価は今より高かったと思う。当時サイト作成1万円とかはチャレンジ枠だったのが、最近ではザラにみかける。コロナで在宅ワーカーが増えて相場が暴落したのかなと思った。

ついでなのでクラウドワーカーする際の注意点も書いておく。

面接に来てほしい

たぶん規約違反。現地まで面接にきてほしい、交通費は自分で出してねっ!っていう会社が結構あった。
成約したとしても現地に通わされるリスクも高いので、敬遠推奨。

あまりお金が出せない

これ結構危険信号。予算があるという話は当然で、予算内で折り合いが付けばいい。
ただ、このパターンで多いのが、納品前に「やっぱりここはこういうふうにして」と要件レベルの変更を何回も入れてくることがあり、結局予算オーバーじゃんか!となる。

「予算オーバーしちゃってごめんね、追加でお金払う?」と聞いてくれる、親切な方もいるが、請負の仕組みをわかったうえでやってくる人はたちが悪い。

とはいえスタートアップでは相手にせざるをえないところもあり、自分の中で折り合いをつけることが重要。

個別にやりとりしたい

規約違反。仲介業者を挟まずやりとりすれば手数料がかからず、お互い美味しいよねっていう話だが、そもそも仲介してもらわなければマッチングできないわけだから、素直に仲介業者に感謝。トラブルの元でしかないため誘われたらお断りする。

知り合いの紹介で仕事が増え始める

運もあったんだと思うが、知り合いに紹介されて仕事をすると、その人がさらに紹介、さらに。。。と、芋づる式に仕事が増えた。

ひとつひとつの仕事に真剣に向き合ってればなんとかなるもんだなと思った。

そんな感じで今はどうにかなっている。

最終的にクラウドワークと併用

請負だけでは単発案件なので、いくら紹介してもらっても途切れ途切れの収入になる。

そのため人が働かない年末年始、GWなどを狙ってクラウドワークを探しに行くというのが私のスタイル。
この間は働き手も少ないため、案件が獲得しやすい(気がする)

自己分析すると、私はこんなタイプなんじゃないかとおもう。

  • 規定時間の拘束が苦手
  • 言われたことだけやるのが苦痛
  • 単純作業が苦痛
  • 自分でやりたいことを探してそれを突き詰めたい

性格分析なんかを利用してみるのもオススメです。

  • URLをコピーしました!
目次