ふるさと納税、気になるけどまだやってない?
「聞いたことはあるけど手続きが難しそう」
「仕組みがよくわからないし、損しそうで不安」
そんなふるさと納税ビギナーさんに向けて、2025年最新版の情報をもとに、超シンプルな3ステップで解説します。
この記事を読めば、お中元・お歳暮代わりにも使えるお得なふるさと納税の始め方が丸わかり!
STEP1|ふるさと納税とは?仕組みをざっくり理解しよう
- ふるさと納税は「寄附金控除」の制度で、自治体に寄附をすると住民税や所得税が控除されます。
- お礼としてもらえる「返礼品」は、地域の特産品・日用品・食品・家電など多彩です。
- 控除の対象には上限額があり、それを超えた分は自己負担になる点に注意が必要です。
STEP2|控除上限額を確認しよう
寄附しすぎると損になるので、まずは自分の控除限度額を把握しましょう。年収や家族構成によって金額は異なります。
おすすめの無料シミュレーター:
参考:独身男性年収ごとの目安
年収(額面、控除前) | 控除上限額(目安) |
---|---|
300万円 | 約28,000円 |
500万円 | 約61,000円 |
700万円 | 約108,000円 |
※表の金額は、住宅ローン控除や医療費控除等、他の控除を受けていない給与所得者の場合です。年金収入のみの方や事業者の方、住宅ローン控除や医療費控除等、他の控除を受けている給与所得者の方の控除限度額は表とは異なりますのでご注意ください。
※表の金額はあくまで目安です。具体的な計算はお住まいの市区町村にお問い合わせください。
STEP3|返礼品を選んで申し込もう!
実際の申し込みはとても簡単。主要なふるさと納税ポータルサイトを使えば、スマホでも5分程度で寄附が完了します。
まずは欲しい返礼品を探し、寄附先の自治体を選びましょう。
人気返礼品ジャンル
- お米(定期便・無洗米など)
- お肉(和牛・ハンバーグ・鶏肉など)
- 魚介類(カニ・いくら・干物など)
- 果物(メロン・シャインマスカットなど)
- 日用品(トイレットペーパー・洗剤・ティッシュ)
- 家電・雑貨・体験型返礼品
おすすめふるさと納税ポータルサイト比較
サイト名 | 特徴 |
---|---|
楽天ふるさと納税 | 楽天ポイントが貯まる・使える |
さとふる | レビューが豊富で初心者にも使いやすい |
ふるさとチョイス | 掲載自治体数・返礼品数ともにNo.1 |
ふるなび | 家電・旅行券など高額返礼品が豊富 |
私は楽天ユーザーなので、楽天ふるさと納税を活用してます。
寄附手続きは通常、以下の流れで完了します。
- 欲しい返礼品を選ぶ
- 寄附金額を確認し、カートに入れる
- 住所・氏名・生年月日・マイナンバーなどを入力
- 支払い(クレカ・PayPay・コンビニなど)
- 自治体から返礼品&寄附証明書が届く
申請を忘れずに!ワンストップ特例制度とは
ふるさと納税をする人の多くが会社員などの給与所得者。
そんな人にとって便利なのがワンストップ特例制度です。
ワンストップ特例制度とは?
- 確定申告をしなくても、ふるさと納税による税金控除が受けられる制度
- 対象:確定申告をする必要がない給与所得者
- 寄附先が年間5自治体以内であることが条件
利用の流れ
- 寄附の申し込み時に「ワンストップ特例制度を利用する」にチェック
- 自治体から送られてくる申請書類に記入・押印
- 必要書類(マイナンバーカードなど)を同封して郵送
注意点
- 提出期限は翌年の1月10日必着なので年末の寄附は特に注意
- 引っ越しなどで住所が変わった場合は、変更届の提出が必要
- 6自治体以上に寄附した場合は確定申告が必要になる
この制度を使えば、確定申告の手間が省けるので、会社員の方にはとてもおすすめです!
実際どうなの?ふるさと納税をやってみた感想
ふるさと納税は本当にお得?手間はかからない?
気になる疑問にこたえるべく、私が使ってみた感想です。
確定申告をしているのでワンストップ納税は使えない
いきなり例外パターンですが、私は会社員プラス副業という形で働いているため、確定申告をしています。
そのため、ワンストップ納税ではなく、年末から年始にかけてまとめて申請する必要があります。
私の場合は楽天ふるさと納税を利用しているので、年末年始?あたりに楽天さんが用意してくれるファイルをダウンロードして会計ソフトに取り込むだけで申請は終わりました。
5月になって住民税の通知書が届き、無事反映されいることも確認できました。
一人暮らしのおじさんが何を買ったか
税金を納めるお礼として地域の特産品をもらえるという制度なので、ぶっちゃけ普通に買うより高いです。
そのため、そのへんで普通に売っているものを買っても有り難みがない(個人差有り)
鶏肉やおコメ、冷凍ホタテなんかも人気ですが、一人なんで別にって感じです。
てことで、「ハンバーグ」「シャインマスカット」「高級な明太子」など、普段は自分では買わないようなものを買って、お裾分けすることにしました。
究極あげる人が見つからなかったら、いつもお世話になっているコンビニの店員さんにあげる予定。
こちらの記事で実際にふるさと納税したレビューを書いてます。

ふるさと納税で気をつけるポイントと失敗談
お得に見えるふるさと納税ですが、使い方を間違えると「損した…」ということも。
実際の失敗談から、注意すべきポイントをチェックしておきましょう。
控除上限額を超えてしまった
「ふるさと納税は全額戻ってくる」と思い込んで、上限を超えて寄附。
戻るはずの金額が戻らず、結果的に自己負担が大幅に増えてしまった。
ワンストップ申請を忘れて控除されなかった
寄附後に申請書が届いていたが、うっかり提出を忘れてしまい、
確定申告もしなかったため、控除が受けられなかったという声も。
返礼品が届かない・遅い
「年末ギリギリに申し込んだら、返礼品が届くまで3カ月以上かかった」
特に人気自治体や年末集中時期は配送に遅れが出やすい点に注意。
本当に欲しいものは普通に買いに行ったほうがいいです。
寄附先を間違えた
似た名前の自治体を選んでしまった/同じ自治体に2回申し込んでしまった
→ ポータルサイトでの住所や名称は要チェック。
【Q&A】初心者がふるさと納税でよくある質問
初めてふるさと納税にチャレンジする方がよく疑問に思う点をまとめました。
Q1:寄附はいくつの自治体にしてもいいの?
A:制限はありません。ただし「ワンストップ特例制度」が使えるのは5自治体までです。6つ以上に寄附する場合は、確定申告が必要になります。
Q2:いつまでに申し込めばいいの?
A:その年の寄附分として控除を受けるには、12月31日までに決済完了している必要があります。年末は駆け込みが多く、アクセス集中や配送遅延も起こるため、早めの申込みがおすすめです。
Q3:一人暮らしでもふるさと納税する意味ある?
A:あります!一人暮らしの方でも所得に応じて控除が受けられます。お米や日用品など、生活に役立つ返礼品を選べば、支出の削減にもつながります。私は少し余裕があるときに翌年の住民税を前払いするつもりでふるさと納税してます。
Q4:住民票のある自治体にも寄附できる?
A:できますが、返礼品はもらえません。返礼品を目的とする場合は、他の自治体への寄附がおすすめです。
Q5:申し込み後にキャンセルできる?
A:基本的にキャンセルはできません。申し込み時の寄附金額や自治体名をよく確認してから手続きを進めましょう。
まとめ|2025年こそ、ふるさと納税を始めよう
ふるさと納税は、寄附するだけで税金が控除され、さらに地域の特産品がもらえるお得な制度です。
「手続きが面倒そう」と思っていた方も、3ステップで始められることがわかったのではないでしょうか。
- まずは仕組みを理解し
- 控除上限をチェックし
- 返礼品を選んで寄附
これだけで、税金対策+生活の質向上が実現できます。
2025年は物価高や節約志向が続く中、ふるさと納税を「お中元・お歳暮代わり」に活用する家庭も増えています。
この機会に、自分に合った寄附スタイルを見つけて、暮らしをちょっと豊かにしてみませんか?

