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えっ、こんなモノまで?ふるさと納税の“意外すぎる”返礼品まとめ

ふるさと納税といえば、「高級牛肉」「新鮮な海産物」「ブランド米」など、食の贅沢を味わえる制度として定着しています。でも、実はふるさと納税には「えっ、こんなモノまで!?」という驚きの返礼品も数多く存在しているのをご存知ですか?

たとえば婚活イベントへの参加権、ペット向けのトリミング券、お墓の石材まで…。
寄付先の自治体ごとに個性が光る返礼品は、もはや“制度の裏メニュー”とでも言える存在です。

今回はそんなふるさと納税の「意外すぎる返礼品」にスポットを当てて、ちょっと変わった視点で楽しみ方をご紹介します。これを読めば、あなたの“ふるさと納税観”が変わるかもしれません。

目次

ふるさと納税とは?(制度の基本をサクッと確認)

「ふるさと納税」とは、応援したい自治体に対して寄附を行うことで、実質2,000円の自己負担で返礼品をもらえる制度です。
寄附額のうち、2,000円を除いた金額が所得税・住民税から控除されるため、納税者にもメリットが大きく、2008年の制度開始以来、多くの人に活用されています。

ふるさと納税入門編についてはこちらの記事で紹介してます。

2025年の最新ルール

  • 返礼品の調達額は寄附額の50%以下
  • 地場産品であることが条件
  • 事務費の透明化が必須

このため、一部の高還元品が姿を消した一方で、地元ならではの特色ある返礼品が充実する傾向が強まりました。

寄附額の目安

ふるさと納税で損をしないためには、自分の控除上限額を把握することが大切です。
以下のようなサイトでシミュレーションできます:

ワンストップ特例制度で手続きもラク

確定申告が不要な給与所得者の方なら、「ワンストップ特例制度」を使えば書類1枚で完結
5自治体までの寄附であれば、確定申告不要で寄附金控除を受けることができます。

えっ本当に?“意外すぎる”返礼品7選

ふるさと納税では、グルメや日用品といった定番以外にも、思わず二度見してしまうような“変わり種返礼品”が多数存在します。ここでは、その中でも特に話題性のあるものを7つ厳選してご紹介します。

1. 婚活イベントへの参加権

宮崎県日南市では、かつて地元主催の婚活イベント参加権が返礼品として登場。
「地元に移住してほしい」「出会いの機会を作りたい」といった地方創生の文脈から生まれたユニークな取り組みです。

2. お墓・永代供養権

山梨県笛吹市などでは、お墓の清掃お墓参り代行サービスといった、終活に直結する返礼品も提供。
「親のためにふるさと納税を使う」という選択肢が出てくるとは驚きです。

3. ペット向け返礼品

北海道・千葉県・福岡県・神奈川県などでは、犬用おやつセット猫の健康診断チケットなど、ペット向けの返礼品が人気。
ペットも家族の一員という考え方が反映されています。

4. サブスク型返礼品

最近増えているのが、定期便型の返礼品。
たとえば「毎月届く焙煎コーヒーセット」や「季節の野菜便」など、ライフスタイルに寄り添う返礼品として定評があります。

5. 返礼品なしの寄附

「返礼品はいらない、その分支援に使ってほしい」というニーズも存在します。
2024年の能登半島地震では、ふるさと納税を通じての災害支援寄附が急増。
寄附目的を選んで応援できる点がこの制度のもう一つの魅力です。

6. 移住支援・家賃補助型

一部自治体では、ふるさと納税の枠組みを使って移住促進の返礼品を提供。
たとえば家賃補助、引越し費用の支援、空き家バンクの利用助成など、「人を呼び込む」目的の返礼品が注目を集めています。

7. 工場見学・職業体験

静岡県・長野県などでは、食品工場の見学ツアー子ども向けの職業体験プランが返礼品に。
親子での思い出づくりや、教育的な価値のある返礼品として選ぶ人も増えています。

意外な返礼品はどうやって探す?

「定番の特産品ではなく、もっと変わった返礼品を探したい!」という方のために、“変わり種”返礼品を見つけるコツをご紹介します。

キーワード検索を活用する

「ふるさと納税 変わり種」「ユニーク」「体験型」「ペット」などのキーワードで検索すると、通常の特集ページに載っていない珍しい返礼品が見つかることがあります。

楽天ふるさと納税・さとふるでジャンルを絞り込む

大手ポータルサイトには、ユニークなカテゴリ分けが用意されています。

ポータルサイトごとに異なる特集が組まれているので、複数チェックするのがおすすめです。

SNSで「最新の話題」をキャッチする

X(旧Twitter)やInstagramでは、「#ふるさと納税」「#返礼品紹介」などのハッシュタグで検索すると、実際に届いた返礼品の写真や感想が見られます。

話題性のある変わり種はバズっていることも多く、参考になるだけでなく、思わぬ掘り出し物が見つかることも。

変わり種だけど“お得”な活用法

一見するとネタのように見える“変わり種返礼品”ですが、実はうまく活用すればコスパも満足度も高い優秀な選択肢になることがあります。

ふだん買わないものこそ、満足度が高い

「自分でお金を払ってまでは買わないけど、もらえたらうれしい」そんなアイテムこそ、ふるさと納税向きです。
たとえば、工場見学や体験型の返礼品は、家族の思い出づくりにもなり、費用対効果も抜群。

定期便やサブスク型は日常生活の質を上げる

毎月届くコーヒーや野菜などの定期便タイプの返礼品は、日常生活のちょっとした“豊かさ”を演出してくれます。
「冷蔵庫の中にいつもお気に入りの食材がある」という安心感は、じわじわ効いてきます。

ペット向け返礼品は実用性+楽しさの両立

ペットの健康診断チケットやトリミング券などは、実用性の高い返礼品のひとつ。
消耗品ではなく、サービス系の返礼品もぜひチェックしてみましょう。

親や子ども世代への贈り物としてもおすすめ

終活支援や職業体験などは、自分だけでなく家族のためのふるさと納税としても活用可能。
「両親にお墓のことを相談してみた」「子どもと一緒に工場見学に行った」など、家族とのつながりを深めるきっかけにもなります。

まとめ:ふるさと納税、選び方で“暮らしの幅”が変わる

ふるさと納税という制度は、「地域の応援」や「節税」という目的だけでなく、自分らしい暮らし方を実現するツールとして活用できるものです。

今回紹介したような変わり種返礼品は、その土地の文化や人の想いが込められたものばかり。
「ちょっと面白い」「一度試してみたい」そんな気持ちで選んだ返礼品が、意外と生活を豊かにしてくれることもあります。

グルメや日用品ももちろん魅力的ですが、次のふるさと納税はぜひ“意外性”に目を向けてみてください。
楽しみながら地域とつながる、そんな新しい体験がきっと待っています。

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