スタートアップでサイト制作！あなたはどのタイプ？【超初級編】

起業時にはサイトを立ち上げてバンバン集客してみたい、とりあえず名刺代わりにほしい、そんなことを考えると思います。

本記事ではゼロからwebサイト制作を初めた経験から、あなたに最適なウェブサイトの「かたち」をご紹介いたします。

別途継続的にコストが発生するSEO対策については今回は触れません。

比較一覧

	外注丸投げ	ペライチ等	wordpress
手軽さ	○	▲	✕
デザイン性	◎	○	▲
初期コスト	✕	○	○
運用コスト	✕	○	○
メンテナンス性	▲	○	◎
アクセス統計	○	○	○

順に説明します。

予算があれば外注丸投げ

プロに相談すれば要件を伝えるだけで、デザインからきれいに仕上げてくれます。

ここでいうプロは広告代理店など、個人ではなく組織として事業を行っている企業を指します。
担当者がいなくなってもサイトの運営に支障をきたさないことも魅力の一つ。

作成の流れは、問い合わせにつながりやすい動線を考慮した作りを提案してもらった後、
専門知識を有するデザイナーが納得いくまで修正し、デザインが確定してから制作が始まります。

多数の物件を扱う不動産サイト、デザイン命の美容室のサイト、複雑な予約システムや決済機能も入れる場合は、まずこちらを選ぶのが無難です。

個人情報の扱いにも気をつける必要があるため、どこに個人情報が保管されるのかもしっかり確認しておくことをオススメします。取引先によっては個人情報の保管場所、暗号化の有無なども確認されるため、少々神経質なくらいでちょうどいいです。

予算目安は２０万円から。システムが複雑になると５０万円を超えることもザラにあります。
契約にもよりますが、修正の都度料金が発生するのが一般的。

ペライチ、wix等、ノーコードで自力作成

とりあえず事業内容を紹介したいくらいだったらこちらもおすすめ。

HTML等がわからなくても直感的にサイト制作できるため、ご自身で作成が可能です。
無料プランもあると思うので、こだわりがなければローコストではじめられます。

使ってみて便利だったところ

私も初期はこちらを使ってました。直感的に操作ができるため、思い通りにサイト制作ができて非常に満足できました。テキストの更新も文書を差し替えればいいので簡単。

１枚物のサイトで満足できるなら全然有りな選択肢です。

追加機能になるとは思いますが、カード決済なども連携できたりすると思います。

不便だったところ

同時にコーディングを勉強していたので、途中からコードを書いたほうが早いケースが増えてきました。

パーツを探す時間、決まったレイアウトしかできない不自由さを感じ始めたら卒業かもしれません。

「コーディングはしません！」という方には特に不便さはない気はします。

すべてを管理したい方はwordpress

wordpressといってますが、CMS全般とお考えください。EC-CUBEなどはこちらの延長線にある感じ。

正直知識ゼロだとここは非推奨。サイト開設までの手順は下記。

• レンタルサーバ契約（xserver、ロリポップなど）
• ドメイン取得（shufu-survival.comなど）
• ドメイン初期設定
• wordpressインストール
• wordpressセキュリティ対策
• wordpress初期設定
• テーマ選択・カスタマイズ
• ページ作成開始

wordpressの初期設定まで終わってしまえば、ある程度コーディングができなくても、テーマの力でどうにかなることもありますので、そこまでをフリーランスのクラウドワーカーさんに依頼するのもあり。このサイトもほぼノーカスタムです。

もちろんCMSを使わずHTMLでゴリゴリ書いてもいいと思います。セキュリティ的にも強い構成なので、個人的にはゴリゴリオススメ。

CMS(コンテンツ管理システム)
ウェブコンテンツを構成するテキストや画像などのデジタルコンテンツを統合・体系的に管理し、配信など必要な処理を行うシステムの総称。2005年頃より一般的に普及したといわれる。コンテンツマネージメントシステムとも呼ばれる。
出典：ウィキペディア

向いている人

• コストを最小限に抑えたい
• コーディングも覚えたい、勉強する気力がある
• ググって解決する自身がある

注意すること

CMSは頻繁に脆弱性が発見され、都度アップデートが入ります。広く使われているツールほど脆弱性が発見されやすく、攻撃方法も進化していくため、攻撃対象になりやすいです。

例としてはフィッシングサイトを埋め込まれて知らないうちに詐欺の片棒を担がされたり、サイト内容を改竄されたり、個人情報を持たせてしまっている場合にはこの時点で流出してしまっている可能性もあります。

そのため、常に最新の脅威を把握し、セキュリティを万全にしておく必要があります。

番外編：クラウドワーカーに作ってもらう

最近では主流の方法かと思います。外注丸投げのワンランク下のイメージ。

ランサーズやココナラ、クラウドワークスなどで依頼をすれば比較的安価にサイトを作ってもらえます。

ただしチャレンジで応募してくる方も多いため、応募者の実績やレビューをよく見てから依頼しましょう。予算によってはチャレンジを許容することも検討。

事前に知っておきたい注意点・リスク

• どんなサイトにするかを明確に伝える。参考サイトも伝えるとイメージしやすい。
• 請負契約が基本となるため、完成間近に最初と違う要件を伝えるのはマナー違反。追加工数をお支払いする等で対応してもらう。
• 担当者と連絡がつかなくなることもある。
• 仲介業者をすっ飛ばして契約を持ちかけるのは規約違反になることも。

自分が求めているものを明確化し、文書化、作業の段取りについても事前に確認し、都度進捗報告してもらうようにすると安心です。